城北コミュニティ「明倫の里 城北」
 
「馬頭琴演奏とお話の会」開催
 
 城北コミュニティでは6月25日午前10時から城北コミュニティセンターで「モンゴルの風・馬頭琴の演奏とお話会」を開きました。地域出前文化教室の一環で、本場の芸術に触れてもらおう、と開催したものです。
 プログラムは、モンゴル衣装のリボーさんが馬頭琴で「万馬のとどろき」「ガタ・メーリン」などのモンゴル民謡を演奏。また、叙事曲「スーホの白い馬」を山元哉司子さんの語りを交えて弾きました。さらに日本の歌曲や演歌の名曲、クラシック曲を披露しました。
 演奏の合間には、会場を訪れた家族づれらがモンゴル衣装を着てステージに立ったり、観客が飛び入りで馬頭琴に初挑戦したりする場面もありました。
 会場には約85人が訪れ、二弦とは思えない変化に富んだ響きを堪能。盛んな拍手を送っていました。「モンゴルの草原をイメージしました」と話す人もいました。
 馬頭琴はモンゴルを代表する弦楽器。楽器の竿の先端部分が馬の頭の形をしているところから、馬頭琴と呼ばれています。リボーさんは、中国内モンゴル自治区出身。国家一級演奏家でとして、日本とアメリカに活動拠点を置き、演奏を続けています。
写真左から馬頭琴演奏のリボーさんと司会・語りの山元哉司子さん、モンゴル衣装を披露する家族連れら、
初めて馬頭琴を手にした来場者、会場入り口にモンゴルの民芸品などを展示